人物評のようなもの。
極端に短いのがありますが、勘弁してください。


<藤本美貴>
ぶどうヶ丘高校2年。『銀色の永遠』の主人公。
大スターを夢見て、演劇部のオーディションを受ける。
そのときに、顧問・寺田光男によって矢を打ち込まれ、スタンド使いになる。
晴れて演劇部に入部したが、そこから彼女の運命の歯車は動きだすことに・・・
部の活動、顧問・寺田に疑問を抱えながらも、部員達とは上手くやっていけている様子。

性格は単純、短気で気分屋だが、情に厚く、周囲からも好かれる。
意外に子供にも好かれやすい方らしい。
学力は決して良いほうとは言えず、学年でも下から数える方が早い。
が、天性の感の鋭さと、勝負強さで数多の戦いを潜り抜けてきた。

同学年の松浦亜弥、後藤真希と仲が良い。通称『ごまっとう』

ちなみに、胸の小ささがコンプレックスでそれを指摘されるとキレる。
自転車通学で、愛車は『シルバー・チャリ・乙』


<小川麻琴>
ぶどうヶ丘高校1年。
演劇部の活動に疑問を持ち、独自の捜査のために部に潜入。
その際、寺田から矢を打ち込まれ、やはりスタンド使いになる。

表向きの性格は、派手好きの馬鹿。しかし、その裏では緻密な計算が働いている。
柔軟な思考を持ち、バトルにおいてその実力を遺憾なく発揮する。
彼女を打ち負かせる者は、そうはいないだろう。
結構楽天家でもあり、細かいことを気にしない人柄は好感をもてる。

同じ部の紺野あさ美と仲が良い。
口癖は「oioi」


<高橋愛>
ぶどうヶ丘高校1年。演劇部員。
真面目で普段は部室の片隅で、独り読書に励んでいる。
が、静かに読書するその姿とは裏腹に、非常に好戦的で常に戦に飢えている。
歌、ダンス、そしてバトル、と全てにおいて部のトップレベルにあり、
かの伝説のエース、後藤真希に例えられている。
スタンド『ライク・ア・ルノアール』を駆り、闘う姿はまさに『闘神』と呼ぶにふさわしいであろう。
結構仲間思いな一面も持ち合わせている。
それも『エース』と呼ばれる一因なのかもしれない。

奇妙な訛りがあり、周囲の者は、たまに何を言っているのかわからなくなる。


<新垣里沙>
ぶどうヶ丘高校1年。演劇部員。
演劇部を心から愛して止まず、ファンクラブにも所属していたほど。
そのファン暦は長く、部創立当時からの熱狂的なファンである。
部の精神を冒涜する者は決して許さず、『血も涙もない』と評されることもあるが、
それは表向きであり、根は生き物を愛する優しい心の持ち主である。
もしも彼女の育てている観葉植物が炎にさらされることになれば、
おそらく彼女は、迷いもせずにその中へ飛び込むであろう。

ハムスターを飼っている。名前は『ビビ』


<紺野あさ美>
ぶどうヶ丘高校1年。演劇部員。
成績は良いほうだが、その言動ゆえか、なにかと謎の多い人物。
穏やかな性格で、戦いは好まない。
状況分析に長ける策士。時には人を利用して盗聴などの行為に及ぶことも・・・。
しかし、誰もそれを非難したり恨んだりしないのは、その穏やかな性格のおかげかもしれない。
昔は寺田に好意的であったが、思うところがあるのか最近は距離を置いている。

また『食』に異常なまでの執着を見せ、それに対する熱意には哲学すら感じさせられる。
好物は『芋類』


<亀井絵里>
ぶどうヶ丘高校1年。演劇部員。
藤本、道重、田中と、ほぼ同期で入部している。
自らを称するに『ボク』という、とぼけた女子高生。
彼女もまた紺野同様、優しい性格で戦いは好まないが、『スタンド使いはスタンド使いと引かれ合う』
の言葉のように、否応無しに戦いに巻き込まれることが多い。幸が薄いのであろうか・・・
しかしスタンドの才能は高く、部の中でも一番の成長を見せている。

ちなみに道重さゆみに対して、恋愛感情を持っているらしく、
いつもそれとなくアピールしている。
いや、たまに暴走してしまうときがあるが、当の道重は全く気づいていない。


<道重さゆみ>
ぶどうヶ丘中学3年。演劇部員。
「自分は世界一可愛い」と言って憚らないナルシスト。
姉と兄がいるらしいが、兄についてはあまり話したがらないらしい。

将来の夢は『お姫様』になることらしく、一見すると馬鹿な夢と思われがちだが、本気である。
その夢のためには、回り道であろうが遠回りであろうが構わない、
迷うことがあろうと、それすらも経験、と断ずるその誇り高き精神に敬意を払わずにはいられない。

先述の姉は行方不明であり、現在でも詳細は知れない。
そのことが彼女の心に暗い影を落としている。
頑固で、わがまま、時に暴走して突拍子もない行動にでることもしばしばだが、
それは姉のことを紛らわすためのフェイクなのかもしれない。

久住小春を心の妹と呼び、可愛がっている。
曰く「手のかかる妹なの」

語尾に「〜なの」をつけるのが彼女の特徴。


<田中れいな>
ぶどうヶ丘中学3年。演劇部員。
高い資質と、独自の『波紋』と呼ばれる能力を駆使して戦う彼女を、
人は『戦闘の天才』と呼ぶ。

寂しがり屋で、いつも誰かを探している。
その性格を利用されてしまうことも少なくはない。
『友情』を何よりも重んじる彼女は、友のためなら命を捨てて
戦うであろう。そして、友を裏切ることは決してない。
なぜならば、彼女にとってそれは何よりも恥ずべき行為だからである。

派手に改造した、まるで特攻服ような制服。
そして小柄な体系から、『小ヤンキー』と呼ばれることがある。
しかし本人は、あまりその呼び名をよく思ってはいない。


<久住小春>
ぶどうヶ丘中学1年。演劇部員。
新潟から引っ越してきて、駅前でギターを抱えて歌う姿を寺田に見初められた
天性のスタンド使い。
『ミラクルスター』になることを目標にしており、最初は入部を拒否していたが、
道重の説得により入部を決意。
これをきっかけに、道重を『心の姉』と慕うこととなる。
だが、道重の子供っぽい性格に呆れることもしばしば。
曰く「手のかかる姉だ」

部の中でも最年少にありながらも冷静な性格と、ミラクルな判断力を持ち合わせており、
周囲からも信頼されつつある。
しかし、歯に衣着せぬ言動と、どこか人を舐めたような態度で反感を買うことも。

新潟時代、心に大きな傷を負い、大人に対する不信感が今でもくすぶっている。
そのためか、寺田に不信感を抱き、彼を調べている。

同学年の嗣永桃子と仲が良いらしい。
いや、それは『ただの仲良し』というよりも、お互いを認め合う
『好敵(とも)』と呼ぶ方が相応しいのかもしれない。


<吉澤ひとみ>
ぶどうヶ丘高校2年。演劇部部長。男性である。
本来女子しか入れないはずの演劇部だが、寺田に気に入られて入部することになる。
現在サッカー部と掛け持ちで活動している。

寺田の信頼は厚いが、彼は特に寺田に敬意を払っている様子はない。
ただ、その信頼に応えるだけの能力はあるようだ。
『力こそが正義』と思うふしがあり、敵対するものには一切の容赦はない。

美形で、女性にも間違われる程だが、それにコンプレックスを持っている反面、
その容姿に自信も持っている。女装願望有り?
かつては元・演劇部のエース、後藤真希とも付き合っていたが
事情により破局。

元・演劇部員の矢口真里を始末するとほのめかしていたが、詳細は不明。


<後藤真希>
ぶどうヶ丘高校2年。元・演劇部。
天性のスタンド使いで、寺田にその才能を見出される。
入部後、メキメキと頭角を現し、あっという間に『エース』の座を勝ち取る。

しかし、小室学園との抗争の際、心に深い傷を負うことになる。
それによってスタンド使いを増やし続ける寺田に疑問を抱き、部を去る。
その後、なにやら暗躍しているようだが・・・少なくとも演劇部に協力的ではない。

遅刻常習犯で、改造制服に金髪といういでたちも手伝って、
教師からの評判はすこぶる悪いが、正義感は人一倍強い。
ちなみに金髪について本人曰く、「金髪はごとーの黄金の精神の現れ」だそうだ。

藤本、松浦とは、あるきっかけにより親友同士である。
吉澤と付き合っていた過去がある。

語尾に「〜ぽ」をつける奇妙な癖がある。


<松浦亜弥>
ぶどうヶ丘高校2年。藤本、後藤の親友。
彼女もスタンド使いだが、演劇部員ではない。
しかし、本人はそれに気づいていない。
周りでもそれを知るものはいない。

現在彼氏がおり、藤本たちとの付き合いが悪くなっているらしい。


<安倍なつみ>
ぶどうヶ丘高校3年。演劇部員。
現在受験生なので、部活動にはあまり参加していないが、
その実力は折り紙つきで、まさに『エース級』である。
寺田も格別の信頼を置いており、その証拠に
かつての小室学園との抗争劇の終止符を打ったのは彼女である。

指令に忠実で、それを邪魔するものは例え仲間でも容赦はしない。
一度戦場に立てば鬼のような強さを発揮するが、
意外に子供っぽく、無邪気な一面も持ち合わせている。
後輩にも慕われているようだ。

とある戦闘で愛車のバイク『ジョルカブ』を亡くしている。
拾ったものを一から組み直したもので、愛着も人一倍であったろうに・・・
その心痛は察して余りあるものである。

同じ学年の押尾学と付き合っていたらしい。


<市井紗耶香>
元・演劇部。現在はとあるライブハウスで働いている。
既婚者。
かつての『小室学園』との抗争の功労者。
奪われた矢を奪還するも、その代償に戦えない身体になる。
その結果、部を辞める。


<石川梨華>
ぶどうヶ丘高校2年。演劇部。
藤本の2次審査員を務めたものの、彼女に敗北して大怪我、長期入院を余儀なくする。
自業自得とはいえ、入院させられたことで複雑な思いがあるようだが、
特に恨んでいるわけではないようだ。

チャーミングな外見に似合わず、頑固な一面もあるが
『基本的に冷静』で忠誠心に厚く、寺田の信頼もまた厚い。
同部の三好、岡田をチームを組むことが多いらしい。
その中で、暴走しやすい三好の扱いに腐心している。

なお、彼女は『マジックレストラン』という店でバイトをしている。
柴田とは親友同士で、吉澤とも男女の壁を越えた友情が窺える。


<三好絵梨香>
ぶどうヶ丘高校2年。演劇部。
演劇部を『輝ける信念を持つものの集まる場所』と解釈し、
それを汚すものを徹底的に排除しようとする。
寺田に対しても『信念を持たない者』をスタンド使いにする事への不信感が拭えない。

普段の生活では主に女子に人気があり、学園の王子様的な存在であるが、
その実は非常に好戦的で残虐。演劇部の『闇』の部分をもっとも強く表しているであろう人物。
しかしそれは『矢』によって、人の持つ残虐性を大きく引き出されてしまった
結果であり、彼女はその犠牲者に過ぎない。

部内のチームリーダーでる同学年の石川に敬意を払っているが、弱気とも取れる言動にやきもきすることも。
また、後藤に対して強い私怨を抱いているらしいが、その詳細は不明。

岡田と特に仲が良い。


<岡田唯>
ぶどうヶ丘高校1年。演劇部員。
自分の強すぎる能力に恐れと共に自信を抱いていたが、松浦に敗北することで
自信を傷つけられ、それを恨みに思うようになる。
特に部に対して強い思いを抱いてはおらず、ただ三好に付き従って行動している。
そして彼女は亀井のように部の中で成長していくが、少しづつ歪な形へと
姿を変えていくことになる。

自分の胸にコンプレックスを持っているらしい。
しかしそれは藤本のとは逆の意味である。


<斉藤美海(みうな)>
ぶどうヶ丘高校2年。演劇部員。
天性のスタンド使いで、あるきっかけで部に入部することになる。

かつては人を寄せ付けなかったが、部に入り仲間が出来たことで人生が変わる。
しかし、異様に仲良くしたがるのでたまに引かれることもある。

『公園運』がすこぶる悪いらしい。


<石村舞波>
ぶどうヶ丘中学1年。演劇部員。
やや大人っぽい性格で、冷静沈着。
しかし、歌やダンス、演技は苦手らしい。

寺田から『スタンド能力者の調査』という極秘指令を受けている。
ある日、その指令を全うしようとサラリーマン風の男を調査するが・・・


<夏焼雅>
ぶどうヶ丘中学1年。演劇部員。
古の槍聖『棟燐虞』氏の教えを受け継ぐ、夏焼家の娘。
そのせいか部の中でも武闘派の印象が強い。
うっかり「フランスパン」などと口走れば、恐ろしいことになるだろう。


<清水佐紀>
ぶどうヶ丘中学2年。演劇部員。
夏焼・嗣永・菅谷・石村・徳永・熊井・須藤らのリーダー的存在。
彼女ら中で唯一(?)冷静で常識的である。

スタンドに攻撃能力は無いが、その代わりに絶対的な防御力を持つ。
戦闘の際、彼女がいれば心強いことこの上ないだろう。


<嗣永桃子>
ぶどうヶ丘中学2年。演劇部員。
勝つためには、汚い手を使うことも厭わない狡猾な策士。
しかしそれは、『真の真剣勝負』という意味では『卑怯』とは言えないのかもしれない。
逆に汚い手を使われることがあろうと、おそらく彼女はそれを恨むことは無いだろう。
それが『戦い』、ということを誰よりも知っているからである。

石村舞波、久住小春と仲が良いらしい。


<菅谷梨沙子>
ぶどうヶ丘中学1年。演劇部員。
中学1年にしては、やや子供っぽい。
同学年の久住と比べるとなおさら。

あまり頭はよくないようだが、無邪気で優しい彼女を嫌う者はいないだろう。

動揺すると「あばばばば」という謎の言葉を発する。


<徳永千奈美>
ぶどうヶ丘中学1年。
噂話と駄洒落を愛する演劇部員。
だが、その無邪気な様相の影に、鋭い勘と微かな残虐性を臭わせる。


<熊井友里奈>
ぶどうヶ丘中学1年。演劇部員。
友達思いの優しい性格。
しかし、敵には容赦をしない。
それは何かを守るための覚悟ともいえる。


<須藤栞麻>
ぶどうヶ丘中学1年。演劇部員。
スタンドの特殊さも手伝ってか、あまり戦闘は得意ではない様子。
しかし、その内に秘めたる『戦士』としての素質は高い。
強き戦士と出会うことで、彼女は大きく成長することとなろう。


<村上愛>
ぶどうヶ丘中学1年。演劇部員。
鈴木亨に痴漢された経験がある。
彼曰く、『良い身体』をしているらしい。

夏焼雅、鈴木愛理と仲が良いらしい。


<萩原舞>
ぶどうヶ丘小学校4年。演劇部ではないが、ちょこちょこ部に関わっている。
見たまんまの子供っぽい性格。

岡井千聖と仲が良く、藤本にも懐いているようだ。


<岡井千聖>
ぶどうヶ丘小学校4年。演劇部ではない。
少年と間違われることがあるらしい。
同学年の萩原舞と仲が良いが、最近彼女と仲が良い藤本が気に入らないらしい。


<矢島舞美>
ぶどうヶ丘中学2年。演劇部員。
実は陸上部と掛け持ちをしている。

密かに吉澤に憧れている。


<鈴木愛理>
ぶどうヶ丘中学1年。
プロゴルファーの父を持つ、演劇部員。
やはり残酷なのだろうか?

夏焼雅、村上愛と仲が良いらしい。


<中島早貴>
ぶどうヶ丘中学1年。
病気知らずの健康優良児。
天性のスタンド使いらしいが、詳しいことは不明。
ある事件により発現することになる。

熊井友里奈、徳永千奈美と仲が良いらしい。


<梅田えりか>
ぶどうヶ丘中学2年。演劇部員。
優しい性格のせいか、あまり戦闘は得意ではないらしい。
だが、そのポテンシャルは高い。


<中澤裕子>
ぶどうヶ丘高校卒業生で、元・演劇部コーチ。
現在は市内の新聞社に勤めている。
ある事件がきっかけで、顧問・寺田光男に不信感を抱き部を去る。
彼女もまた、寺田の指示で弓と矢を使ってスタンド使いを増やしていた過去があり、
そのことをずっと後悔している。

冷静を装っているが、実は非常に短気で怒りっぽい。
厳しい指導で知られていたが、意外と慕われていたらしい。

亀井絵里の父、エリック亀造の得意先であり、良き話し相手でもある。


<村田めぐみ>
ぶどうヶ丘高校3年。
みうなの説得により演劇部に入部。
部とは別に、独自の創作活動を行っている。
その独特のセンスはあまり理解されないようだが、
一部の識者には高い評価を得ているらしい。

また、表向きは従っているが、寺田に強い不信感と不快感を抱いている。


<柴田あゆみ>
ぶどうヶ丘高校3年。
とある場所で『矢』を打たれ、スタンド使いになる。
だが、本人は改造人間にされたと思っている。

指令を受けた安倍との死闘を経て、彼女の推薦で演劇部に入部する。

正義感が強く、弱きを助け悪を挫くその姿はまさに『ヒーロー』
彼女に『スタンド使い』などという言葉は似合わない。
そう、彼女は『サイボーグしばた!!』である。


<大谷雅恵>
中学卒業後、進学せずに家に引きこもるようになった。
平穏な生活を望んでおり、そのためか家族以外に交流があるのは、
ごく一部の仲の良い友人だけである。

『自明の運命』という言葉を掲げ、
自分の平穏な生活を邪魔するものは全て排除してきた。
しかし、あくまで『平和的に』である。彼女は争いを好まないのだ。

後に紺野の説得により、演劇部に協力することになる。

柴田あゆみと仲がいいらしい。


<うさぎ(レミー)>
スタンド能力を持つウサギ。オス。
人間に捨てられ、自由気ままな生活を夢見ていたが、
亀井との『小さな戦い』に敗北し、その後は道重に飼われることになる。
飼い主の道重をうざったいと思う反面、彼女を守りたいという気持ちもある。

知能は高く、スタンドも扱いなれているようだ。

結構誇り高い。