189 :915:2006/01/19(木) 21:49:06.24 0
銀色の永遠 〜鈴木愛理は冷たく笑う@〜
-数日前-
「ふ〜ん、恨んでるのはわかるけど、その身体でどうするつもり〜?」
「もちろん、直接的な戦闘能力がある二人に
今の私がかなうはずありません。
でも、私に大恥かかせたあのクソガキだけは・・・・!」
「そ〜じゃなくて、その身体で何が出来るの?って聞いてるんだけど〜」
「周りの助けさえなければ無力なガキです」
「アンタだって今は無力な怪我人じゃ〜ん」
「サポートさえいてくれれば負けるような事はありません!」
「サポートって言うけどさあ〜、
アンタみたいな負け犬に誰か貸してあげる余裕は無いよ。
一応計画ってもんもあるんだしさあ〜」
「その件ですが、『アレ』を貸してもらえませんか?」
「『アレ』?別にかまわないけれど、誰かアテでもあんの〜?」
「はい、ヨソの高校ですが、私のいとこの彼女が間違いないんです」
「へぇ〜、その根拠は何〜?」
「その子、前に母親が『不思議な能力』を使うと言っていたんです」
「あぁ、そういうことか〜。
でも親が能力者、ってだけじゃ弱いよねえ〜」
「それだけじゃありません。
彼女はその母親を憎んでいるんです」
「なんで?」
「母親が離婚と再婚を繰り返している事も一因ですが、
偉大な母親を越えられない事に対するいらだちが一番の原因かと・・・」
「なるほどねえ〜、母親に対するその気持ち・・・・。
それは可能性あるかもね・・・・
わかった、『アレ』貸してあげるよ。
でも小さいものだしね、なくしちゃダメだよ〜」
190 :915:2006/01/19(木) 21:49:30.03 0
銀色の永遠 〜鈴木愛理は冷たく笑うA〜
「ふ、ふふふ・・・・・
みそのちゃん、アナタには感謝してるわ。
アナタのおかげで身につけたこの能力・・・・・
これさえあればママを越えられる・・・・・」
「取引は忘れないでね」
「わかってるわよ。
そのガキを私達で倒せば良いのよね?」
(ちっ、くだらないスタンドだな・・・・・・・・・
これじゃあ私ががんばるしかないじゃないか・・・・・・・・
でもまあ、ものは考えようか・・・・・・・)
191 :915:2006/01/19(木) 21:49:59.05 0
銀色の永遠 〜鈴木愛理は冷たく笑うB〜
「あれ?愛理、今日はひとり?」
クリスマス公演で一段落したという理由で、
3学期始まってからしばらくは演劇部もオフだ。
もっとも、普段からオフみたいなもんだけど・・・・・
私、村上愛はこれといってすることも無いし、
授業が終わるとすぐに家に帰ろうと下駄箱で
靴を履き替えていると隣のクラスの愛理を見つけた。
「あ、めぐ!めぐも帰るところ?」
「うん、そうなんだけど、
学校から一人で帰っちゃダメって言われてるでしょ?それに・・・」
杜王町は少年少女の行方不明が全国平均の8倍だ。
うちの学校も特に初等部や中等部の生徒は
事件に巻き込まれないよう、出来るだけ一人で通学しないよう呼びかけている。
それに、昨日、演劇部員が全員集められた。
S市の学校と闘う事になったって事で、
いつスタンド使いに襲われるかもしれないから、
用心のためにも単独行動は避けるようにって、
吉澤さんに言われたところだ・・・・。
223 :915:2006/01/20(金) 23:17:16.52 0
銀色の永遠 〜鈴木愛理は冷たく笑うC〜
「うん、ママがね、今日はS市に買い物に行ってるから
S駅前に迎えに来てもらってね、家族で外食するの。
パパがリハビリを兼ねて海外にトレーニングに行ってるからね、
その間にパパ抜きでおいしいもの食べようって」
愛理が笑いながら言った。
愛理のパパ、怪我は治って元気にしてるんだな・・・・
私はなんとなく安心してしまった。
「一応人通りは多いところばっかりだから大丈夫とは思うんだけどね。
そういうめぐは?」
「うん、私はバスだし、バス停から家まではすぐだから。
いいよ、せっかくだし杜王駅まで歩こうか?」
「ホント?ありがと〜」
私が通学に使っているバスは学校前から出ているけれど
どうせ杜王駅経由だから、杜王駅から乗っても一緒だしね。
そう思った私は愛理と駅まで歩く事にした。
224 :915:2006/01/20(金) 23:17:58.50 0
銀色の永遠 〜鈴木愛理は冷たく笑うD〜
「そういや雅ちゃんは?家近くなんでしょ?」
「雅ちゃん、補習だって」
「あ〜、2学期の期末テスト悪かったって言ってたもんねえ〜」
私と愛理はどうでも良い話をしながら駅前の商店街を歩いてた。
この時間なら、電車通学のぶどうヶ丘の生徒も結構多いし、
買い物客も普通に歩いている。
まさかこんなところでスタンド使って襲ってくる人なんていないだろう・・・
その時だった。
ビュオオオオオオ〜
私達の横から突風が吹き付けた。
「おっ、おっ、おぉ〜?」
愛理がおかしな叫び声をあげてよろよろと
よろけたと思うと、ペタンと尻餅をついた。
「な〜にやってるのよ」
私はそう言いながら愛理を見た。
「え!!!!!!!!????????」
愛理の姿は・・・・そこには無かった!!!
そんな!!!
261 :915:2006/01/21(土) 21:09:12.75 0
銀色の永遠 〜鈴木愛理は冷たく笑うE〜
私はとっさにサッド・レディを出して周囲を見渡す!
この近くに・・・スタンド使いがいるッ!!!
私は用心しながら愛理がころんだ当たりにしゃがんで地面をなでた。
普通のアスファルトだ・・・・・
私はもう一度周囲を見渡す。
「面倒だな、アンタもまとめて面倒見てあげるよ」
えっ?
私は声がどこから聞こえてきたのかわからず当たりを見回そうとした。
その瞬間、私は地面から引きずり込まれるのを感じた・・・・
気がつけば、私は暗闇の中にいた。
スタンド攻撃!!!!
私は暗闇の中でサッド・レディを身構えさせる。
と・・・・・・
262 :915:2006/01/21(土) 21:10:32.33 0
銀色の永遠 〜鈴木愛理は冷たく笑うF〜
ピカッ
暗闇の中に、突然小さな光がともった。
懐中電灯か何かのようだ。
私は突然のまぶしさに思わず手で光を遮る。
「めぐ?そこにいるの?」
光とは別方向から愛理の声が聞こえた。
ようやく暗闇と光に慣れてきたのか、
声の方向を確認すると、少し離れた所に愛理が
立っているのが確認出来た。
ここは・・・・、まるで廃墟のような暗闇だ。
地面には大きな岩や何かの残骸が転がっている。
そして天井と言わず、周囲は岩のような何かで覆われている。
まるでトンネルの中のようだなあ・・・・。
「愛理!無事だったのね!」
「めぐこそ!」
「はいはい、アンタたちにおしゃべりは許可してないよ」
懐中電灯の方から声が聞こえた。
そこには二人の女が立っていた。
今しゃべった女は怪我をしているようだ。
松葉杖をついて、片方の腕も三角巾でつるしている。
263 :915:2006/01/21(土) 21:11:06.65 0
銀色の永遠 〜鈴木愛理は冷たく笑うG〜
「ようこそ、私のドラゴンヘッドの世界へ」
怪我してない方の女が口を開いた。
「始めに自己紹介しておくわね。私は松田さやか。
この異空間を作り出して引きずり込む能力、
ドラゴンヘッドのスタンド使いよ」
怪我してない方の女が得意そうに言った。
「アナタの仕業ね!
だったらアナタを倒して・・・・!」
私はそう言いながら飛びかかろうとして足が止まった。
ガラガラッ、ヒュー!!!!!!!
足下をがれきが崩れ落ちる音がした。
そして、たどり着く音は・・・・しなかった・・・・
「おっ、よく止められたね」
松田さやかという人が私に言う。
私はおそるおそる下を確認する。
私と、二人の間には大きな地面の亀裂が走っていた。
そして、底はまったく見えない・・・・
「そこから落ちたらどうなるか私も知らないよ?」
松田さんは続けた。
「私も能力に目覚めたばかりでね、あんまり詳しいこと知らないけど
命が惜しければじっとしていた方が良いよ?
元々、アンタはターゲットじゃなかったんだけど
仲間を呼ばれたりしてもやっかいだから連れ込んだだけだし」
264 :915:2006/01/21(土) 21:12:26.57 0
銀色の永遠 〜鈴木愛理は冷たく笑うH〜
私はついで、か・・・・。
ってことは、敵の狙いは愛理?
「あ〜!お姉さんはこないだの!!!」
突然、愛理が敵を指さした。
「今頃思い出したの?相変わらずなめてるねッ・・・・!!!」
怪我している方の女が憎々しげに愛理をにらみながら言った。
そうか、この女、こないだ愛理と雅ちゃんと田中さんにやられた
倖田みそのって女か!
あの怪我もその時やられたものね!
「鈴木愛理!アンタにこないだのお礼をしにきたんだよ!!」
「え〜、そんなこと言われたって〜」
愛理がのんきに返事した。
愛理って、脳天気なのか大物なのかわかんないな・・・・
「だからこうやって愛理と、ついでに一緒にいた私も引きずり込んだんですね。
でも松田さんのスタンドはこの空間を作ること、
そして倖田さん、あなたは怪我人!
それでどうするつもりですか?」
私が言うと、倖田さんはおかしそうに笑った。
「確かに言うとおりだよ。でも逆に、アンタたちは何が出来るのさ?
アンタ、見た目近距離型のようじゃない?
そこを飛び越えてこっちに来る?
言っておくけれど落ちたらどうなるか知らないよ。」
松田さんがそう言った。
たしかに・・・・。
292 :915:2006/01/22(日) 15:10:56.82 0
銀色の永遠 〜鈴木愛理は冷たく笑うI〜
私のスタンドは近距離型でこれといった特殊能力も無いし、
私から二人のいるところまで、地面の亀裂は5メートルはあるだろう。
とてもジャンプして飛び越えられるような距離じゃない・・・
「私の狙いは鈴木愛理、アンタだからね、
仲間のサポートのないアンタなんか怖くもなんとも無いんだよ!!!
こないだの恨みだ!ぶっ殺してやる!!!」
倖田さんがそう言って愛理の方に近づく。
確かに・・・・、愛理のスタンドじゃあ・・・・!
「プライマリー・カラーズ !!!」
倖田さんがスタンドを出現させた。
本人が怪我しているからか、いまいち迫力がないけれど・・・
「アンタはあとでゆっくり料理してあげるよ」
倖田さんは私に向かってそう言ってから、愛理の方をむき直した。
プライマリー・カラーズが腕をふるう!
ヒュン!ヒュン!!ヒュン!!!
いくつものカマイタチが愛理を通り過ぎていった・・・・!
一つも・・・愛理には当たっていない?
「おっ、おお〜」
愛理が相変わらず変な悲鳴をあげる。
293 :915:2006/01/22(日) 15:11:41.10 0
銀色の永遠 〜鈴木愛理は冷たく笑うJ〜
「アンタにはじっくり恐怖を与えて、
徐々に切り刻んでいってやるよ!!」
倖田さんはそう言ってから松葉杖をついて愛理に少し近づいた。
「う〜ん、困ったなあ・・・・」
愛理が他人事のようにつぶやいた。
「ミスチーフ・エンジェル、出ておいで〜」
まるで人形のような、愛理の小さなスタンドが
「オウ!愛シノ愛理タン!」
と言いながら出現する。
「ふっ、オマエに何が出来るんだよ?
種はばれているんだ、もうそのスタンドにはやられないよ!」
倖田さんが言った。
確かにその通りだ・・・・。
愛理のスタンドは相手にとりついてから初めて効力を発揮する。
だけど・・・・・
「ねえ、あの人にとりついてほしいんだけど」
「オイオイ、さぽーと無シカヨ!
チョットツライナア・・・・・」
294 :915:2006/01/22(日) 15:12:12.48 0
銀色の永遠 〜鈴木愛理は冷たく笑うK〜
ミスチーフ・エンジェルがぼやきつつ、
ふらふらと空中を飛びながら倖田さんに近づく。
「なめんなよ!!」
倖田さんは緩慢な動きのミスチーフ・エンジェルを
折れていない方の腕ではたいて地面に叩きつけた。
「アイテェー!!!」
それと同時に、愛理も後ろの方にすっころぶ。
「いった〜っ!!」
「ふっ、やっぱりな。
スタンドがとりつくまではちゃんと本体にダメージ返るようだな!」
倖田さんがにやついた。
言うとおりだ。ミスチーフ・エンジェルは相手にとりつけば
あとはダメージを一切受け付けないし無敵の能力を発揮するけど、
それまでは貧弱すぎるしスピードも無いし、
何よりもスタンドのルール通り、愛理にダメージが返るんだ!
「オイ!愛理タン、ヤッパリダメダゼ!!」
「ちぇっ、戻っておいで!」
起きあがった愛理がコートをパンパンと払いながら言うと、
ミスチーフ・エンジェルはまたふらふらと愛理の元に戻ってきた。
どうしよう・・・・!
相手は怪我人とはいえ、このままじゃ愛理がやられちゃうよ!!
そう思いながら私は改めて自分の足下と
愛理たちのいる方向を確認する。
やっぱりこの地面の亀裂を飛び越えるのは無理だ・・・・
295 :915:2006/01/22(日) 15:15:15.80 0
銀色の永遠 〜鈴木愛理は冷たく笑うL〜
「愛理ッ!!」
私は思わず愛理に声をかけざるをえなかった。
「う〜ん、困ったね、めぐ」
愛理から返ってきたのは相変わらずのんきな返事だった。
「ちょっと、愛理!そんなのんきな・・・・!!」
「あきらめたのか?まぁ、実際にどうする事も出来ないだろうしな」
にやにやしながら倖田さんが言った。
完全に勝ち誇った目だ・・・・・・。
と、愛理がきょろきょろと周りを見渡した。
あの子、敵が目の前なのに何やってるんだろ・・・・
すると愛理は、近くにあったがれきに自分の手提げのカバンを置いた。
まさか、カバンを置く場所を探していたの?
「ちょっと待ってね・・・・」
愛理はそう言うと、今度はコートを脱ぎ始めた。
さすがに倖田さんもあっけにとられている。
「オ、愛理タン、久シブリニアレ、ヤルカ?」
ミスチーフ・エンジェルが愛理の上空をぐるぐると飛び回る。
296 :915:2006/01/22(日) 15:15:50.56 0
銀色の永遠 〜鈴木愛理は冷たく笑うM〜
そうしている間に、愛理はコートを脱ぐと、
カバンの上にコートをたたんでそっと乗せた。
「コートでも脱いで本気でやりあおうってつもり?
良い度胸じゃない?」
倖田さんがそう言って愛理を挑発した。
対する愛理は・・・・・
「ぶどうヶ丘の制服って地味だと思いません?」
な、何の話・・・・・・・・・?
「あぁ?」
思わず倖田さんも聞き返す。
「今時セーラー服だし、しかもデザインもあまりかわいくないんだよね。
それに比べて栄米のブレザーなんてかわいいですよね。
うちも制服のデザインを新しくしようって生徒会が運動してるらしいけど・・・」
かまわず愛理は続ける。
「あんた、何言ってんの?」
「でも愛理、セーラー服はキライじゃないんだよ。
ブレザーだと、ボタンがたくさんあるからね・・・・・・」
何?愛理、何が言いたいんだろ・・・・・???
「オマエ、自分の立場わかってるのか?」
倖田さんもイライラしながら言った。
「立場?愛理が圧倒的に有利って事?」
愛理が笑った。
352 :915:2006/01/23(月) 20:42:13.48 0
銀色の永遠 〜鈴木愛理は冷たく笑うN〜
何?この愛理の自信はッ・・・・・!!!???
「エンジェル!行くよ!!!」
「オウヨ!!!愛理タン!!!」
愛理の頭の上を飛んでいたミスチーフ・エンジェルが
愛理の左肩にしがみつき、そして・・・同化した!!!
そう、普段なら敵にしているとりつくという事を愛理にしたんだ!!
「なッッッッ!!!!!!」
倖田さんもびっくりして声をあげた!!
その途端・・・・・・・!!!
愛理の身体が・・・・!!!
「あああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁんッ!!!!」
愛理の声がこだまする・・・・・・・!!!!
グググッ!
愛理の手が!足が!!身体が!!!
どんどん伸びていく!!!
プルンッ!
胸も大きくなっていく!!!!!
そして・・・・・・・・・
そこに立っているのは、身長170センチほどの女性だった!
353 :915:2006/01/23(月) 20:42:40.11 0
銀色の永遠 〜鈴木愛理は冷たく笑うO〜
「ねっ、ブレザーだとボタンが全部はじけ飛んじゃうでしょ?
セーラー服だとキツイけど、そうはならないしね・・・・・」
大人の女性が無理に子供の服を着ているように
丈が足りなくておへそもパンツも丸見えだし、
大きい胸で服もピチピチだけど・・・・・
大人びているけれどどこか童顔なあの顔は・・・・・!!!
「なッッッッッ・・・・・・・・・・・!!」
倖田さんも後ろで傍観していた松田さんもびっくりして声を出す事も出来ない。
「ミスチーフ・エンジェル・セカンドッッッッッッッッ!!」
その女性、いや・・・・・・・、愛理が口を開いた!!
「あ、愛理、アンタ!!!」
私は愛理に思わず叫んだ。
「あ〜、めぐも知らなかったんだね、そういや」
愛理が私に返事した。
「ミスチーフ・エンジェル・セカンド。愛理の奥の手でね。
自分にとりつかせたら愛理の身体が大人になっちゃうんだよ。
まあ、服が大変な事になるからあんまりやりたくないんだけどねえ・・・・・・」
愛理はそう言って倖田さんを笑いながらにらみつけた。
354 :915:2006/01/23(月) 20:43:16.15 0
銀色の永遠 〜鈴木愛理は冷たく笑うP〜
「こ・・・・・、こけおどしを!!!!!」
倖田さんがそう言ってプライマリー・カラーズの腕をふるおうとした。
バシィッッッッッッ!!!!!!!!!
大きな音とともに、気がつくと倖田さんの顔は真っ白のクリームだらけになっていた。
「安心して。攻撃自体はかわんないから」
そう言った愛理の方を振り返ると、
大人の愛理は手に持っている
生クリームたっぷりのパイ皿を再び倖田さんに投げつけた!
バシィッッッッッッ!!!!!!!!!
またもや大きな音とともに、倖田さんの顔に2枚目のパイが命中する!
「ぶはっ!!!てめッ!!!!なめ・・・・・ッッッッッッ!!!!」
倖田さんは顔をぬぐいながら絶叫した。
が・・・・・・・・・・、
顔をぬぐった倖田さんの目の前には
その間に走り込んできた愛理がいた!
あのスピード!普通の成人より遙かに上だ!!
355 :915:2006/01/23(月) 20:43:49.26 0
銀色の永遠 〜鈴木愛理は冷たく笑うQ〜
「ミスチーフ・エンジェル・セカンドはね・・・・」
愛理が右手をふるった・・・・・・・
「愛理が直接いたずらするんだよォォォォォォ!!!!!!!!」
愛理が右手に持ったフライパンが
倖田さんの頭を直撃する!!!!!
ボゴォォォォォォォォ!!!!!!!!
「ンガッ!!!!」
派手な音とともに、倖田さんは叫び声をあげた。
「テメエッ!調子に乗ってんじゃねえぞーッ!!!!」
それまで少し離れたところから見ていた松田さんが
倖田さんを助けようと走り寄って来ようとした。
ビュンッ!!!!!
松田さんの耳元を愛理が投げた何かが通り過ぎた。
ガシャアアァァァァンッッッ!!!
後ろの方で大きな音がした。
愛理が投げたのは・・・金属バットだ・・・・・・!!!
「アンタは後でゆっくり料理してあげるから
そこでおとなしく待ってなさいよ」
愛理はそう言って松田さんを牽制した。
この地点ですでに松田さんは愛理に気迫負けしている。
てか、愛理、なんか性格替わってるし・・・・・・・・・・
385 :915:2006/01/24(火) 19:57:19.01 0
銀色の永遠 〜鈴木愛理は冷たく笑うR〜
「さ〜てと、なめた事言うお姉さんにはオシオキしてあげないとね・・・」
愛理は倒れそうになっている倖田さんの首根っこをつかんだ。
「テメエ・・・・・・、調子に乗るなって言ってんだろーッ!!!!!」
プライマリー・カラーズが直接愛理に殴りかかった!
「ふんだっ!!」
愛理はそう言うとプライマリー・カラーズの拳より早く、
またもや右手に金属バットを出現させ、
そのままプライマリー・カラーズを殴りつけた!
「バカめッッッ!!!スタンドはスタンドでしか
倒せないってルールを忘れ・・・・ドグボァッ!!!!」
ボゴォッッッッッッッッッ!!!!!
倖田さんがしゃべっている最中に
プライマリー・カラーズは愛理の金属バットで殴られて
本人ごと吹っ飛んだ。
「バカはアンタでしょ?
これ、スタンド能力で出したバットなんだから
スタンドにも効くんだよ!!!」
愛理は一旦しゃがんだあと、
金属バットで右肩をトントン叩きながら
吹っ飛ばされた倖田さんに近づく。
386 :915:2006/01/24(火) 19:58:35.91 0
銀色の永遠 〜鈴木愛理は冷たく笑うS〜
「ほらっ」
愛理がそういうと、右手から金属バットが消えた。
「よいしょっと・・・・」
愛理はわざとらしく言うと、
倒れていた倖田さんの上にM字開脚で乗っかった。
「ヒギィィィィィィィ!!!!」
倖田さんが情けない声をあげる・・・・
「アンタさあ、怪我してるくせに愛理相手だったら勝てるって思ったわけ?」
愛理はそう言いながら倖田さんの首筋に何かをおしつけた。
あれは・・・・・火のついたたばこ!!!!!
愛理・・・・・、それっていたずらじゃなくてただのいじめだよ・・・・・
私はさすがに倖田さんが気の毒になってきた。
「アツッ!!イタッ!!!アツッ!!!!」
倖田さんが悲鳴をあげる。
「なめた事ほざく人にはオシオキしてあげないとねえ〜」
愛理は体重をさらにかける。
387 :915:2006/01/24(火) 19:59:08.09 0
銀色の永遠 〜鈴木愛理は冷たく笑う21〜
「お姉さん、名前なんて言ったっけ?」
「た、たすけ・・・・」
「名前は何か聞いてるんだよぉー!!このビチグソがぁー!!!!」
愛理がたばこの火をさらにグリグリする。
「こ・・・こうだ、みその・・・」
「こうだ、みそのねえ〜」
愛理は名前を確認すると、左手を開いて右手で
左手の指とその間を差し始めた。
「こ・う・だ・み・そ・のッ。
天国・地獄・大地獄ッ!、天国・地獄、大地獄〜ッ!!!
キャハ!お姉さん、『名前占い』で大地獄行きだねッ!!!」
愛理はうれしそうに言うと、右手に何かを出現させた。
「おねがっ、yるしt・・・・・」
倖田さんが懇願する。
「ねえ、こないだ、人に殺すって言うなら
自分も殺される覚悟をしろって田中さんに言われたでしょ?
何、虫が良いこと言ってるんだか・・・・」
愛理は手に持ったものを倖田さんの口の中におしつけた。
あれは・・・・アツアツおでんッ!!!!
「さあ、大地獄コースをめしあがれ♪」
457 :915:2006/01/25(水) 23:08:10.97 0
銀色の永遠 〜鈴木愛理は冷たく笑う22〜
「むごもげっあつうげう゛ぉげろッッッッッ!!!!!」
倖田さんが人とは思えない様な叫び声をあげるが、
愛理は容赦なくクリームだらけの顔の奥に隠れる口の中に
あつあつのだいこんが刺さった串を押し込む。
「ほ〜らほら、お・い・し・い?」
手足をバタバタさせる倖田さんに
愛理がサディスティックな笑みを浮かべる。
愛理って残酷・・・・・・・・・・・・・
その時だった。
「愛理!!後ろーッッッッッッッ!!!!!!」
松田さんの動きに気づいた私はあわてて叫んだ!
松田さんが愛理に襲いかかる!!!
「くらえぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!」
松田さんは両手に持った大きな石を振り上げる!!
ズタァァァァァァァァァァァァァンッッッッッ!!!!
「ふげッッッ!!!!」
松田さんは石を振りかざしたまま、
何かにつまずいて愛理の数歩手前で派手にこけてしまった!
石を両手で持っていたため、手をつく事も出来ずに
思いっきり地面にキスしてしまってる!!!
458 :915:2006/01/25(水) 23:09:16.94 0
銀色の永遠 〜鈴木愛理は冷たく笑う23〜
「もがッ!!」
「アナタ、この人からこないだ愛理に何されたか聞かなかったの?」
愛理は念を押すかのようにおでんをもう一度倖田さんの口に強く押し込むと、
立ち上がってこけたままの松田さんに近づいた。
「いってえ・・・・・・・・・・・・ぐぎゃッッッッ!!!」
起きあがろうとする松田さんの頭を愛理が踏みつけた。
「さっき、あのお姉さんを吹っ飛ばした時に
地面にロープを張っておいたんだけど、この暗闇じゃ気づかないかな。
でも足をひっかけるっていたずらの基本だしね」
そう言いながら愛理は足をグリグリした。
「モガッ!イダダッ!!!」
「ねえ、何でお姉さんを後回しにしてあげたかわかんないの?
もしもお姉さんを先に倒しちゃったらスタンドが解除されちゃうでしょ?
商店街のど真ん中に放り出されるから二人をゆっくりオシオキ出来ないじゃない?
お姉さんのスタンド、良いスタンドだよね。
他人の邪魔の入らないところでこうしてゆっくり相手出来るんだから♪」
459 :915:2006/01/25(水) 23:09:46.54 0
銀色の永遠 〜鈴木愛理は冷たく笑う24〜
愛理は再び倖田さんの方に戻ると倖田さんを無理矢理起こした。
「さあ、お姉さんも寝てんじゃないよ。はいっ」
愛理は左手に金のバケツを出現させて倖田さんの頭からかぶせた。
「起きろ〜!!!!!!朝だよ〜!!!!!!!!!!!」
そう言うと愛理は今度は両手にたいこのバチを出現させて、バケツをガンガンと叩き始めた!!
ガンッ!ガンッ!ガガンッ!ガンッ!ガンッ!ガガンッ!
倖田さんがふらふらし始める・・・・
「は〜ッ、はーッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!」
愛理がまるで清めの儀式か何かの様に
最後のバチをバケツにたたき込むと、
倖田さんはゆっくりと後ろに倒れていった。
カラン・・・・・・・・・・
バケツの下から出てきた顔は・・・・・泡吹いてるし・・・・・。
「さあお待たせしました。次はお姉さんの番だよ?」
愛理は性悪そうに松田さんの方に歩み出した。
460 :915:2006/01/25(水) 23:10:52.11 0
銀色の永遠 〜鈴木愛理は冷たく笑う25〜
「あ、あ、あ・・・・・・・・・」
松田さんはガタガタ震えてる。
この人、ホントにこの空間を作り出す事しか出来ないんだな・・・。
松田さんは泣きながら土下座して謝り始めた。
「ゆ、ゆるして・・・・。
私はただみそのにスタンド使えるようにしてもらった替わりに
協力させられただけで・・・・・・・」
え?私は松田さんの言葉にひっかかりを感じた。
その時・・・・・
洞窟内の景色が薄くなっていく・・・・・!!!
すでに勝てない事を悟っていたのだろう。
スタンドを維持することが出来なくなってきたようだ。
461 :915:2006/01/25(水) 23:11:30.46 0
銀色の永遠 〜鈴木愛理は冷たく笑う26〜
私達は異次元空間に引きずり込まれる前の商店街に戻っていた!
と・・・・・・!
「うおッ!!!!」
キキーッッッッ!!!!
「ンゲッ!!!!!」
自転車のブレーキ音と二種類の叫び声が聞こえた。
いきなり出現したのでたまたま走っていた自転車が
土下座していた松田さんに激突したんだ・・・・・・・・・
「なんだよ、いったい・・・・・・・。
あれ?村上ちゃん???」
自転車の主が私を見て言った。
488 :915:2006/01/26(木) 19:37:54.11 0
銀色の永遠 〜鈴木愛理は冷たく笑う27〜
藤本さん!!!!!
「何だ?」
人通りがまばらだとは言え、
何人かの通行人が遠くからこっちを見ている。
「村上ちゃん!どういう事だ?」
藤本さんは私に問いかけてから愛理たちが視界に入った。
「この二人は・・・・。あれ、その制服はうちの・・・・・!!!」
「藤本さん!私、愛理です、鈴木愛理です」
大人の姿の愛理が答えた。
「愛理ちゃん・・・・・・・・???
ブギートレイン!!」
藤本さんはとっさにブギトレを出現させると
ブギトレで松田さんをつかんで引きずり始めた。
「二人とも、こっち!」
さすが藤本さん。即座にだいたいの事態を理解したらしい。
この場にこのままいることがまずいと判断したのか、
すぐ近くの路地裏に松田さんを引きずりながら私達を手招きした。
「はいっ!!!」
愛理が倖田さんを引きずり、
私は近くに落ちていた愛理のバッグとコートをとっさにつかんで
藤本さんの後をついて行った・・・・・・・・・。
489 :915:2006/01/26(木) 19:38:29.88 0
銀色の永遠 〜鈴木愛理は冷たく笑う28〜
「んで、どういう事?」
商店街の裏にある空き地で藤本さんが腕を組んで私達を見渡した。
「コイツラ、すたんど使イナンダヨ!!」
愛理のミスチーフ・エンジェルが地面に無様に転がっている二人を指さした。
愛理は元の姿に戻って、乱れた着衣を直している最中。
「あぁ、襲われたんだね。
でもこの様子だとすでに終わってたみたいね」
藤本さんは笑った。
「ってことは、こいつら栄米大の連中?
でもこいつは制服違くね?」
藤本さんは地面に転がっている松田さんを指さした。
うずくまってガタガタ震えている松田さんには、
気の毒だけど、私のサッド・レディの竹刀をつきつけている。
「この人、こないだ愛理や田中さんらを襲った倖田さんって人ですよ」
私は倖田さんを指さして言った。
「あぁ、例の倖田來未の妹ってヤツね。こっちは?」
490 :915:2006/01/26(木) 19:39:08.89 0
銀色の永遠 〜鈴木愛理は冷たく笑う29〜
「そう、それなんですけど・・・・・」
私は松田さんを見て言った。
「どうも倖田さんの友達かなにかで、
復讐のために力を貸しただけみたいなんですが・・・・・・」
「ん?」
「この人、倖田さんにスタンド使いにしてもらったらしいんです・・・」
「マジかよ!!!!」
藤本さんがびっくりして私に問いただす。
「はい、スタンド使いにしてもらった替わりに
協力したって言っていたんです」
「そうなると大問題だな」
藤本さんは松田さんの前にしゃがむと
松田さんの髪の毛をつかんで持ち上げた。
「おい、オマエ、どうやってスタンド使いにしてもらったんだよ?
まさか、『弓と矢』の力か?」
「な、なんのこと・・・・・・・?」
「『矢』で射抜かれてスタンド使いになったのかって聞いてるんだよッ!」
「そんなもの知らない・・・・。
私はただみそのにちょっと傷をつけられただけ・・・・・・・」
「傷?」
「み、みそのが持っている小さな刃物の欠片で指に傷をつけられたら・・・・
高熱で二日ほど寝込んで・・・・・・
そのあとスタンド使いになっていたんだよ・・・・・」
松田さんは息も絶え絶えに答えた。
491 :915:2006/01/26(木) 19:40:08.81 0
銀色の永遠 〜鈴木愛理は冷たく笑う30〜
「どういう事だよ?
スタンド使いになるのには『弓と矢』以外にまだ方法あるのかよ・・・」
藤本さんは松田さんをつかんでいた手を離すと、
今度は倖田さんのほおをぺたぺたと叩いた。
「おい!いつまでも寝てんじゃねえよッ!!」
「う、ううッ・・・・・・・・・・・」
倖田さんがか細くうなり声をあげる。
「おい!この女をスタンド使いにした刃物って何だよ!?」
藤本さんが倖田さんを問いつめた。
「ひっ!ゆるし・・・・」
「人の質問答えろよッ!」
藤本さんが倖田さんの襟首をつかんですごんだ。
「ひいッ!ど、どうって・・・・・
浜崎先輩から借りて・・・・・・・・」
「何をだよ!!!!」
「だ、だから、小さな刃物の欠片です・・・
それで傷つけられたら・・・
運が良ければその後スタンド使いになれるんです・・・・」
492 :915:2006/01/26(木) 19:40:47.27 0
銀色の永遠 〜鈴木愛理は冷たく笑う31〜
「刃物だと?」
藤本さんは問い直した。
「は、はい、たぶん・・・・・・。ホントに小さな欠片ですから・・・・」
「どういう事だよ・・・・・・・・・」
藤本さんは倖田さんを離して立ち上がった。
「藤本さん?」
「村上ちゃんも『弓と矢』で刺された口だよな?」
「はい、そうですけど・・・・」
「スタンド使いになる方法って
『矢』に刺される以外にも方法あるのかよ?」
「そういう事になりますね・・・・・・」
「藤本さん」
愛理が初めて口を開いた。
「愛理は一次試験って受けてないんですけど・・・」
「あ、愛理ちゃんって自然にスタンド使いになったの?」
「はい、だからその『弓と矢』ってみんなの話に聞いただけで
愛理は見たことは無いんですけど・・・・・
その刃物って、『矢』の事じゃないんですか?」
「え?」
「『矢』の刃の部分で切られたからスタンド使いになったんじゃ・・・・」
「あ・・・・・・・・・・・」
私と藤本さんは愛理の言っている意味を
理解するのに一瞬時間がかかった。
そして、二つの思いこみに気づいた!!!!
493 :915:2006/01/26(木) 19:41:16.43 0
銀色の永遠 〜鈴木愛理は冷たく笑う32〜
そうだ、私達は『矢』で射抜かれるという強烈な経験をしているから、
てっきり、『弓と矢』の『矢』で『射抜かれる』とスタンド使いになる、と思っていたし、
二人が言った『刃物』という言葉をナイフか何かと思って『矢』と別物と考えたけど、
『矢』を見たことがなくて既成概念の無い愛理だから
逆に同一の物と気づく事が出来たんだ。
「藤本さん!もしかしてあの『矢』ってわざわざ貫かれなくても・・・・!」
「うん、傷つけるだけで良かったんだな・・・・・・」
藤本さんと私は理解した。
「それに、大事なのはあくまで『矢』のやじりだけなんだ。
古めかしいからみんな『弓と矢』がセットと思っていたけれど・・・・!!!」
藤本さんは再び倖田さんに問いかける。
「じゃあその欠片ってのは今はどこにあるんだよ?」
「す、すぐに浜崎先輩に返しました・・・・」
「ウソいってんじゃねえぞッ!!!!!」
「ホント、本当です!大事なものらしいから・・・・・・・」
倖田さんは泣きながら釈明した。
494 :915:2006/01/26(木) 19:44:06.15 0
銀色の永遠 〜鈴木愛理は冷たく笑う33〜
「じゃあ結局そのまま二人を解放したんですか?」
『あぁ、それ以上何も聞き出せなかったんでね。
解放っていうより、放置して美貴たちが帰っただけなんだけど』
「でも、予測出来た事だけど、栄米大もスタンド使いを増やす方法を
持っているって事がわかったのは大きいですね」
『それともう一つ収穫があるよ』
「何ですか?」
『こんこんは『矢』をじっくり見たことある?』
「いいえ、自分が射抜かれた時以来見たことも触ったこともありませんけど」
『美貴は手に持った事あるんだけどさ、
演劇部の『矢』はやじりのもどりの部分が少し欠けているんだよ』
「じゃあ、もしかして浜崎さんが持っているのって・・・・」
『あぁ、寺田のおっさんが持っている『矢』の欠片と見て間違いないだろうな・・・』
「もしかして、3年前の抗争も『矢』がキーポイントじゃ・・・」
『うん、3年前までは『矢』は欠けていなかった。
そしてなんらかの経緯を経て本体を寺田、欠けた部分を鈴木亜美が持ったって事だろうな』
「鈴木さんじゃなくて浜崎さんかもしれませんけどね」
『そうか、アイツも関係あるかもしれないんだったな・・・』
495 :915:2006/01/26(木) 19:45:38.01 0
銀色の永遠 〜鈴木愛理は冷たく笑う34〜
「どっちにしても『矢』の所有に関して何かあったのは間違いありませんね」
『一番思いつくのは、『矢』を取り合ったって事だろうなあ。
ところでそっちの用事は?わざわざ電話かけてくるって・・・・』
「実は、ちょうどそのことでミキティにお願いがあるんですよ・・・・・・・・・・」
TO BE CONTINUED…
倖田みその:病院へ再送致
スタンド名:プライマリー・カラーズ
松田さやか:自転車による打撲で全治2週間、その他軽傷多数
スタンド名:ドラゴンヘッド